用途別、目的別にモバイル開発環境を
えらぶと以下のようになる。

おそらくほとんどの人は、リバースエンジニアリング禁止や
クローズドソースにしたいと思われるので
GPL,LGPL以外のライセンス以外のツールを選択すると思います。


[目的]
1.有料ソフトをリリースするが、android marketに25ドル(初回のみ)、
appleに99ドル/1年(個人),windows phone(9800円/1年)以外のお金
は負担になる場合。

Nosync以外を選択する。
フリー版はGPLなのでソース公開義務があるため,有料版でリリース
してもソフトを購入したユーザから要求があった場合ソースを
提供する必要あり。クローズソースにしてもいいのは商用ライセンス
を購入した場合)


2.開発ツール、android sdk,xcodeもインストールせず、とりあえず
モバイル開発をさわってみたい。

appMobiのクラウド開発ツールを利用する。

3.ノベルゲームに特化していれば、ほかの機能はいらない
AirNovel (android,iphoneで動作可能)

4.一つ言語でiphone,androidに対応したい
EMO
app Mobi
phonegap
Nosync (クローズドソースにする場合は有料)
corona (androidマーケット、appleストアに登録する場合は199ドル/1年)



[言語別]

1.これからの開発はhtml5とjavascriptだと思っている方は
phongap
appMobi sdk
jQeury

2.rubyの開発経験があり、rubyで開発したいとおもっている方は
Rhodes

3.Squirrelの開発経験があり、Squirrelで開発したいとおもっている方は
EMO


4.android用のjava,iphoneのobect-cを学習したいと思っている方

xcodeで開発する。
eclipse (android sdk)で開発する。
e3roidのソースを参考にする。(学習用ソースとしては規模も大きくないのでおすすめです)


5.java,object-cは遅いと思っている方は
Nosync
開発ツール(android,iphone)のまとめ 2012/3/31

android,iphoneを開発するにあたっての開発言語、ライセンス、開発ツールについての調査しました。
ngcore(モバゲー)やunity(有名なゲームエンジン)など、公開マーケット
がかぎられているものは除外してあります。
調査して気づいたのは以外とjavascriptがまだ、現役で活躍している
ところです。また、android,iphoneを一つの言語で開発したい場合
一番選択肢があるのもjavascript(ngcoreを選択した場合も)だったりします。
また、android,iphoneで両方開発できるものはほとんどソースが
公開されてるという点が、面白い点です。
クローズドソースだとバグやおかしなコーディングな部分を気づかなくても
ソースを読める人が使うことで、バグフィックス、機能改善がすすめられ
結果としてデファクトスタンダードになる可能性があります。
過去のマイクロソフトとは逆の考えですね。
googleもweb向けやその他の用途向けに「go」,「Dart」
を公開したりしていますが、いまのとこおあまり受けいられていないようです。
現在の使用言語がどれくらい使われているかは以下のサイトを
しらべるとトレンドとなる言語がわかります。

http://www.tiobe.com/index.php/content/paperinfo/tpci/index.html

1.java
2.c
3.c#
4.c++
5.objectiv-c
6.php
7.visial basic
8.javascript
9.python
10.perl

http://www.prime97.co.jp/blog/staff/2012/02/tiobe-programming-language-award-of-2011objective-c.html
をみるとobjective-cだけ徐々に伸びていますが、iphoneの存在が大きい
です。


・スマートフォンでつかえるエンジンのライセンスとURLのまとめ

1.moai
http://getmoai.com/moai/
対象:android
言語:lua
ライセンス: Royality-free

2.corona
http://www.anscamobile.com/corona/
http://www.japancoronagroup.jp/
対象:android and ios
言語;lua
ライセンス: 商用としてiphone/androidマーケットに登録するアプリにはライセンス1年が発生する。
cost: $99/1year, $199/1year
備考:日本のcommunityあり、android ABCとかに出展してたりする。

3,cocos2d android (iphone用のアプリも存在)
http://code.google.com/p/cocos2d-android/
対象:android
言語java?
ライセンス: 修正BSDライセンス

cocos2d for iPhone
http://www.cocos2d-iphone.org
対象:iPhone
言語object-c
ライセンス: LGPL http://code.google.com/p/cocos2d-iphone/wiki/FAQ
備考:cocos2dはこちらのiphone版がメイン。ライセンスがLGPLなので、作成した物件のソース公開義務は
ないがリバースエンジニアリングを禁止してはいけない。

4.cocos2d for iphone
http://www.cocos2d-iphone.org/
対象:ios
ライセンス:LGPL
5.papaya
http://papayamobile.com/developer/engine
対象:android
言語:python,actionscript
ライセンス: Completely free unlimited use.

6.kobold2d
http://www.kobold2d.com/display/KKSITE/Home
http://www.kobold2d.org/
対象:iOS,MAC OS
言語;?
ライセンス MITライセンス
備考:「Xcode 4.2 (iOS 5 beta) is not supported」とあるので最新のxcodeがつかえないのかな?

7.e3roid
http://code.google.com/p/e3roid/
対象:android
言語;java
ライセンス: 修正BSDライセンス

8.EMO
http://www.emo-framework.com/
対象:android and ios
言語:Squirrel (luaに似た言語)
ライセンス 修正BSDライセンス
備考:e3roidの作者と同一で日本製、ただしandroid 2.3以上が必要。
ただし、android 2.3で日本で発売されているのはGaraxyII,Xperia
しかないので実機debugしたい人はよ注意。

9.Rhodes
http://rhomobile.com/products/rhodes/
対象:android,ios,windowsphone
言語;ruby
ライセンス MITライセンス
備考:android 3系のsdkがインストールされていると、ビルドに失敗する。公式サイトでは新しいsdkを消してrhodesのビルドしてくれと回答があった。この回答もどうかなと思う。
android sdkの一部のsdkを消すのではなくrhodesのsdkを修正するべき。

10.phonegap
http://www.phonegap.com/
対象:ios,windows,symbian,OSX,WebOS
言語:html5,javascript
ライセンス:修正BSDライセンス,MITライセンス
備考:htmlなので速度を期待しないものの作成にむいてるかも。インストールがうまくいかなくてもphonecapを使用したい場合、はappMobiのクラウドサービスから開発することが可能。(ユーザー登録する必要あり)

11.AirNovel
http://famibee.web.fc2.com/intro/home.htm
対象:iphone,android
言語:adobe AIR
ライセンス:特に記述はないが、AirNovelで作成したものを売っても料金の支払いは発生しないと「よくある質問」に記載があります。
備考:こちらも日本人開発のビジュアルノベル向けエンジン。NScripter,吉里吉里2を参考にして開発しているらしい。

NScripter -> 「月姫」、「ひぐらしのなく頃に」で使用されていたノベルゲームエンジン。
吉里吉里 -> 「Fate staynight」 で使用されていたノベルゲームエンジン。

12.appMobi
http://www.appmobi.com
対象:android,ios,windowsphone、iOS (iPhone / iPad)、Android 2.1+
言語;HTML5,javascript
ライセンス ? (クラウドサービスを利用しない、かぎり作成したものの著作権は開発者がもつ
備考:chromeに開発ツールをいれて、開発する。エミュレータ(iphone,android,ipad)が
サーバ上に存在するため、xcode,android sdkをインストールせずとも
開発できる。また、appMobiがMIT X11ライセンスで以下のライブラリを
オープンソースで提供してくれている。

1.open canvas (高速に描画できるcanvas)
2.mobiUs
3.appMobi JavaScript Bridge API
4.jqMobi (jQeruyと同様の文法かつjQeruyより高速)



13.enchant.js
http://enchantjs.com/ja/
対象: IE 9.0+、Chrome、Safari、Firefox
言語: MIT or GPL dual license
ライセンス:MIT or GPL dual license
備考:本家サイト以外にはあまり情報がないが週間アスキーとかで紹介されていた。


14.mosync
http://www.mosync.com
対象: android,iOS,BlackBerry,windows mobile
言語: HTML5,c/c++
ライセンス:GPL v2, commercial license
http://www.mosync.com/mosync-dual-licence-model
備考:サポートを受けたい場合はbasic pro,Gold proのライセンス
購入をする必要あり、またComminity版を使う場合はソース公開義務
があるので注意すること。



20.Sencha Touch 2
http://www.extjs.co.jp/
http://www.sencha.com/products/touch
対象: android,iOS
言語: HTML5,
ライセンス:GPL v3, commercial license
http://www.sencha.com/products/touch/license/
http://www.extjs.co.jp/products/touch/license.php

備考:ソースを公開したくない場合は商用ライセンスを
選択する必要がある。Senchaは日本の煎茶をイメージ
しているらしいです。
(jQeury Mobile,JQTouch,Raphael)



21.Titanium Mobile SDK
http://www.appcelerator.com/products/titanium-mobile-application-development/
対象: android,iPhone,iPad
言語: JavaScript
ライセンス:Apache 2 license
備考:CoffeeScript、Titanium StudioというIDE版があり、開発効率もよさそうです。
Titanium StudioからTitanium Mobile SDKをアップデート可能
TitaniumのAPIは以下のURLを参照
http://developer.appcelerator.com/apidoc/mobile/


22.QuickTiGame2d
http://code.google.com/p/quicktigame2d/
対象: android,iPhone,iPad
言語: JavaScript
ライセンス:修正BSD
備考:Titanium Mobile で動くゲームエンジンモジュールで
Titanium Mobile SDK 1.8.0.1 以上が必要。
ちなみに開発者はe3roid,EMOを開発している日本人のinfosiaさん。

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